
家計管理
衝動買いを防ぐことができる?!きっかけを特定して衝動買いを防ぐためのヒント
あらかじめ買うつもりがなかった物を、その時の欲求や感情に任せてつい買ってしまうことはありませんか?
例えば、スーパーに行ったときに「これ美味しそう!食べたい!」と思いながらすでに商品はかごの中に。
ネットショップで見るだけのつもりが、画面には「お買い上げありがとうございました」のメッセージ。
このような、いわゆる「衝動買い」を防ぐことができれば、1回の出費は少額でも、積もり積もって残ったお金を必要に応じて別の目的で使ったり、貯蓄したり、投資のために使ったりすることもできますね。
ですが、「衝動買いをやめよう!」と決意しても、この「つい」という気持ちが出てくるのは、人の常。
そこで、以下のようなことを試してみるのはいかがでしょうか。
- 衝動買いをしてしまった!!と思った時のことを思い出せる限りたくさん思い出す。
- 衝動買いをしてしまったと、購入直後に思った時は、その時の状況を忘れないようにメモしておく。
- 衝動買いをした時、その前と後に、自分や周りの状況がどんな状況だったかを振り返ってみる。
- 思い出したり、メモをしたりした衝動買いのたくさんのエピソードについて、分析してみる。
こうしてみることで、「仕事で疲れていた時によく衝動買いをしているな」、「お腹が空いている時によく衝動買いをしているな」、「衝動買いをした後、すぐに買った物を食べておいしかったな」など、どんな時に衝動買いをして、その結果どうなったかというパターンが見えてくることがあると思います。
衝動買いをするきっかけが見えてきたところで、次に衝動買いをしないような自分なりの対策を実行できるかもしれません。
例えば、仕事で疲れている時にはネットショッピングのサイトを開かない、お腹が空いている時にはなるべくスーパーに行かないなど。
また、ネットショッピングのサイトを開かずに音楽を聴く、お腹が空いている時はまず食事を摂るなど。仕事の疲れを癒したり、空腹を満たしたりすることができる、他の行動をとることができないかを考えてみることも一つの方法ですね。
過去の衝動買いのエピソードをまとめることで、衝動買いという行動のきっかけを見つけて、そのきっかけをなくすような方法を試して行動を変えることを試みる。
今回は衝動買いを防ぐための方法を考えるヒントについて、いくつか書いてみました。
何らかの参考になれば幸いです。
研究者と研究者を目指す方々が、やりたいことをあきらめないでいられることを願って。