【資産形成】スタンプラリーと貯金 ─ 小さな積み重ねを楽しむ工夫

家計管理

スタンプラリーの楽しさを見かけて

ある日、スタンプラリーに参加している子どもたちを見かけました。

お店を回るたびにスタンプを押し、台紙にスタンプが増えていくと、とても楽しそうな声をあげていました。「次は〇〇だ」と話す姿は印象的で、たくさんのポイントを回って疲れているはずなのに、足取りが軽くなっていくようにも見えました。

一つ集めただけでも嬉しい気持ちがあり、数が増えるにつれて「もっと集めたい」という思いが強まっているようでした。

スタンプラリーには、自然と続けたくなる仕組みが組み込まれているように思えます。

貯金も積み重ね

このスタンプラリーの様子を見ていて、貯金にも似たところがあると感じました。

一度に大きなお金を用意するのは難しくても、少しずつ積み立てていくことで、後から振り返ったときに「意外とたまっていた」と思える瞬間があるのではないでしょうか。

たとえば、毎日500円玉を貯金箱に入れること。1回は小さな動作ですが、入れるたびに「また入れよう」と思えるのは、そこに達成感や楽しさがあるからかもしれません。

ゴールを小さく区切る

スタンプラリーでは「あと3つでゴール」のように、区切りが次の一歩を踏み出すきっかけになっているように見えます。

貯金でも「まずは今月1,000円」「次は来月1,000円」といった具合に小さな目標を決めることで、達成するごとに「ここまでできた」という実感が積み重なり、自然と続けやすくなる場合があります。

「1年後に1万円」というように目標が遠すぎると途中で気持ちが途切れることもありますが、近くに小さなゴールがあると「やってみようかな」と思えるきっかけになりそうです。

見えることが続ける力になる

スタンプラリーの魅力の一つは、目に見える形でスタンプが増えていく点にあると感じます。

貯金も同じように「見える化」すると、やる気につながることがありそうです。

たとえば、透明な貯金箱に小銭を入れていくと、重さや量の変化が実感できます。
あるいは、ノートやアプリに貯金額を記録してグラフにすると「ここまできた」という確認ができます。

こうした手ごたえが「次もやろう」という気持ちを後押しするのではないでしょうか。

思い通りにいかないときも

もちろん、スタンプラリーと貯金はまったく同じというわけではありません。

予期せぬ出費があって思うように進まないときもあります。
ただ、それまで積み重ねてきた記録や実感は、また再開する力になるのではないかと思います。

続けた分が消えてしまうわけではなく、「ここまでできた」という事実は残るのです。

自分なりの「台紙」を持つ

もし貯金をスタンプラリーに重ねて考えてみるなら、自分なりの「台紙」を用意してみるのも一つの方法かもしれません。

  • カレンダーに貯金した日に丸をつける
  • 毎月の貯金額をノートに記録する
  • 目標を達成したときのために、小さなご褒美を用意しておく

こうした方法は、ただ数字が増える以上の手ごたえをもたらし、「また続けたい」という気持ちにつながっていくように思えます。

まとめ

スタンプラリーのように、小さな行動が積み重なって目に見える形になると、人は「またやってみよう」と思いやすくなることがありそうです。

貯金も同じで、少しずつ積み重ねを確認できる仕組みをつくると、自然に続けやすくなるのではないでしょうか。

大きな金額を一気に貯めようとするよりも、小さな一歩を繰り返していくこと。その積み重ねが、将来の安心に近づく一つの道になりそうです。

今回の記事が何らかの参考になれば幸いです。

研究者と研究者を目指す方々が、やりたいことをあきらめないでいられることを願って。