
資産形成
自分の資産額を見て、「大きい」と感じることもあれば、「小さい」と感じることもあります。
その感覚は、資産額そのものだけで決まるわけではないと思います。
何かを基準にして、「大きい」や「小さい」と感じることが多いのではないでしょうか。
例えば、同年代の特定の誰かの資産額と比べることもあれば、同年代の平均的な資産額を参考にすることもあるでしょう。
一方で、SNSなどで目にした「億り人」のような人と、自分を比べてしまうこともあります。
同じ資産額であっても、比べ方、比べる対象によって、感じ方が変わります。
さらに、比較の対象は他人だけではありません。
過去の自分と比べることもできます。
他人と比べることで、やる気が出る人もいる
「同年代の他の人よりも、多く資産を持ちたい」
そんな気持ちが、資産形成を続けるきっかけになることがあります。
周囲の人の資産形成の状況を知ることで、「自分ももう少し頑張ってみよう」と思えることもあるでしょう。
例えば、毎月3万円を積み立てている人が、同年代で毎月5万円を積み立てている人を知ったとします。
それを見て、「自分もあと1万円増やしてみよう」と思う。
他人との比較が、具体的な行動につながることがあります。
もちろん、どのような人と比較するかによって、感じ方は変わります。
身近な人と比べるのと、SNSで見かけた資産数億円という人と比べるのでは、受ける印象は大きく違います。
それでも、人によっては「自分もそこを目指したい」という気持ちが、資産形成を続ける力になることがあります。
過去の自分と比べる
一方で、他人ではなく、自分自身の過去と比較する方法もあります。
「1年前は500万円だった資産が、今は600万円になった」
「以前は毎月1万円しか積み立てられなかったけれど、今は3万円積み立てている」
このように考えると、他人ではなく、自分自身の変化を見ることができます。
過去の自分と比べてみると、「以前より前に進んでいる」と気づくことがあります。
その実感が、次の行動につながることもあるでしょう。
どちらが効果的なのかは、人によって違う
では、他人との比較と、過去の自分との比較では、どちらが資産形成のモチベーションを高めるのでしょうか。
おそらく、誰にとっても同じ答えになるわけではありません。
「周囲の人よりも頑張りたい」という気持ちが行動につながる人もいます。
一方で、「去年の自分より少し前に進めた」という実感の方が、継続する力になる人もいます。
つまり、どちらの比較が優れているかではなく、自分にとってどちらが資産形成を続ける力になりやすいかということです。
「誰と比べるか」を考えてみる
同年代と比べる。
平均と比べる。
目標としている人と比べる。
あるいは、1年前の自分と比べる。
どれも、自分の現在地を知る一つの方法です。
大切なのは、「他人と比べてはいけない」と決めつけることではなく、自分は何と比べたときに、資産形成を続けるモチベーションが高まるのかを知っておくことなのかもしれません。
「私は、いつの誰と比べると前に進めるだろう?」
そんな視点から、自分に合った比較の仕方を考えてみるのも良さそうです。
今回の記事が何らかの参考になれば幸いです。
研究者と研究者を目指す方々が、やりたいことをあきらめないでいられることを願って。