
書籍紹介
概要
今回ご紹介する書籍は、心理支援の仕事で生きていこうと考えている方々に対して書かれた本です。
多彩な心理支援の仕事が取り上げられており、従来の心理職のイメージを変えてくれる、新しい視点が得られる書籍です。
各章の著者が実際に経験したこと、経験していることを基にして書かれており、心理支援の仕事の現実を知ることができます。また、著者がなぜその仕事を始めたのかという点も書かれており、その仕事にかける想い、情熱がひしひしと伝わってきます。心理職を目指す方に対するメッセージも書かれており、勇気づけられます。
印象に残ったこと
複数の収入源を持つ働き方「ポートフォリオワーカー」と呼ばれる働き方は、心理職が実践しやすい働き方だと主張されている点が印象に残りました。
不安定な働き方のようにも思えますが、働き方を柔軟に選ぶことができ、分散投資と同様にリスクを分散する作用する場合もあるのではないかと思いました。
また、自分のライフイベントに合わせて働いたり、自分の価値観に合わせて働いたりすることもできるという点で、ポートフォリオワーカーとしての心理職は一つのキャリアとして興味深いと感じました。
印象に残った一節
最後に、序章に書かれている印象に残った一節を引用します。
「『心理職は食べていけるのか』という質問は解像度が低いと考えています。そうではなく、『心理職は食べていける工夫がしやすい職種なのかどうか』と考える方が建設的ではないでしょうか」p.109
今回は、大学院進学後のキャリアやライフプランについて、特に心理支援の仕事に特化した内容が書かれた書籍を紹介しました。今後も同様の書籍を紹介していきます。

