【家計管理】研究者にお金の知識は必要?

家計管理

研究に打ち込むあなたへ。「お金のこと」、後回しにしていませんか?

研究者として日々を過ごすなかで、こんな不安を抱えたことはありませんか?

  • 次のポストが見つかるのか
  • 将来の生活が成り立つのか

研究者のキャリアにおいて、特に若い時期においては、収入が不安定かつ、支出が多い構造があり、収入が不安定である点は、特に上記のような不安を感じることにつながるのではないでしょうか。

そういった状況の中で不安を少しでも解消して研究活動に集中するために、研究者にこそお金の知識は必要なのではないかと考えています。

お金の知識を増やすことで「自分らしく研究する基盤」をつくる

お金の知識を増やすことは、単にお金を増やすために必要なわけではないと思います。
お金の知識というと、収支の把握の仕方、生活防衛資金の準備の仕方、保険や税金についての知識、資金計画の立て方などがあります。

研究者を目指す方や研究者の方にとって、こういった知識を得ることは、

「自分らしく研究し、生きるための環境を整えるため」
「目の前の研究に集中できるように生活の土台を整えるため」

に必要なのではないでしょうか。

いきなり投資じゃない。「いまの自分」を見える化することから

「お金の知識をつけよう」と聞くと、つい投資や保険、資産運用などに意識が向きがちです。でも、最初のステップはもっと手前。

上記のようなお金の知識を書籍などから得ることと併せて、いまの自分の状態や近い将来自分の状態がどうなっていきそうかを、把握できる範囲で見える化することがスタートです。

今回は、研究者にこそお金の知識が必要であると考える理由と最初のステップとして実行するべきことについて書きました。

何らかの参考になれば幸いです。

研究者と研究者を目指す方々が、やりたいことをあきらめないでいられることを願って。