
書籍紹介
概要
今回の記事は、より実践的な家事に関する本の紹介です。
家事を「気合い」ではなく、ロジックと仕組みで効率化することをテーマにした一冊です。
著者は、メディアで多数出演されている著名な経済評論家。
大手コンサルティングファームでの勤務歴も含め、これまでの仕事で培ってきたロジカルな考え方を基に解決策を提案しています。
一方で、著者自身が過去に家事で困った状況に陥ったこともさらけ出し、その状況からどのようにして抜け出したのかというリアルな体験も書かれています。
また、単なる時短テクニックの紹介ではなく、「なぜそれが有効なのか」という考え方と、具体的な実践方法がセットで書かれている点が特徴です。
そのため、各家庭の状況に応じて活用しやすい内容になっていると思いました。
家事だけにとどまらず、お金の使い方や時間の考え方にも触れられており、生活全体を見直すヒントが得られる構成となっています。
印象に残ったこと
本書を読んで印象的だったのは、家事などの効率化を進める際に「質を落とさない」ことが前提になっていた点です。
単なる手抜きではなく、少ない負担で同等以上の成果を出すという発想は、家事に対する捉え方を変えてくれます。
また、本書は女性の負担軽減という文脈も意識されていますが、内容自体は男女問わず有効だと思いました。
家事にあまり関わってこなかった人にとっても、取り組みやすい内容だと感じました。
加えて、お金や健康のことなどにも言及されており、生活全体の最適化につながる視点が得られることも印象的でした。
本書で取り上げられている方法で、まだ自身で実践できていない方法については、生活に導入してみて、効率化を図ろうと思いました。
最後に、序章に書かれている印象に残った一節を引用します。
「ムダな時間はかけず、けれども手は抜かず、質は絶対落とさない。」p.16
今後も研究者のライフプランに関する書籍を紹介していきます。
研究者と研究者を目指す方々が、やりたいことをあきらめないでいられることを願って。